フーチャンプルーについて
「チャンプルー」とは、沖縄の方言で「ごちゃ混ぜ」という意味です。
ゴーヤチャンプルーは、ゴーヤと他の食材を混ぜて炒め料理ですね。
沖縄には、様々なチャンプルーがあります。「フー」は、「車麩(くるまふ)」のことです。
車麩は、本土では新潟が有名で、棒に巻いて焼きあげた焼き麩で、筒のような形状をしたものです。
沖縄でも一般的であることには、理由があります。戦後アメリカからの小麦が大量に出回ったことから安定して生産されるようになりました。
卵はかつて高価な食品であったため、卵を吸わせてカサ増しして食べていたこと、流通が不便な時代に安価で保存のきく車麩は非常に便利な存在であったことなどから根付いていきました。
沖縄の車麩は、形状や製法こそ似ていますが、本土のお麩に比べてグルテンが2倍以上含まれており、ふわふわもちもちとした食感で、味噌汁のお麩のように形が崩れたりもしません。
たんぱく質が豊富で、カロリーは低く、ボリュームはあるため最近では、優秀なダイエット食材として注目されています。
今回は、そんな車麩を使った沖縄の伝統的家庭料理「フーチャンプルー」を美味しくいただくレシピを紹介します。
フーチャンプルーの材料(2人分)
車麩(くるまふ) 3本
卵 3個
ポーク 1/3缶
ニラ 1束
だしの素 1/2袋
作り方

これらの材料を用意します。(卵が1個足りない・・・)

「くるまふ」は2cm幅にカットする(輪切り)

水に5、6分程つける。

卵をとき、ます。

5、6分水につけた「くるまふ」を絞り卵の中に入れます。

だしの素を入れてからかき混ぜる

ニラとポークをカットしてポークから焼き色がつくまで炒める

続いて「フー」を入れる。

最後にニラを加え炒める。

皿に盛り付けたら完成です。

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